日産の代表的なSUV、エクストレイル。
この車には通常のガソリン車とハイブリッド車があります。
どのような違いあるのでしょうか？
どちらがお得なのか、比較検証してみます。
目次
エクストレイルはどんな車？
現行型エクストレイルは2013年12月から発売されました。
SUVは大きく分けて2種類あります。
画像出典：https://car-moby.jp/90631
まず、本格的なオフロード走行をこなす走行性能重視のSUV。
トヨタのランドクルーザーや三菱パジェロがこのようなSUVに該当します。
そして最近人気なのが、スタイル優先の都市型SUV。
本格オフロード走行は持ち合わせていませんが、シティユースや通常の車として使うのに最適なSUV。
トヨタのハリアーやホンダのCR-Vが該当します。
エクストレイルは都市型SUVですが、4WDモデルは本格オフロード走行をこなすだけの性能を持っています。
走行性能重視のSUVはどうしても大柄になり、車重も重くなります。
その結果市街地での取り回しが悪く、燃費も悪いです。
なので最近は都市型SUVが人気です。
ですがエクストレイルは都市型SUVサイズのやや小柄なボディに、本格走行性能をこなす4WDシステムが搭載されています。
これにより、都市型と走行性能を両立したSUVが出来上がりました。
これは日産のSUVラインナップの影響もあります。
画像出典：https://b-cles.jp/car/meisha/nissan_x-trail_1st.html
初代エクストレイルが登場したのは2000年11月。
その当時は日産の本格SUVとして、サファリやテラノがありました。
ですが当時の日産本格SUVは設計が古く、ほとんど売れていませんでした。
テラノは2002年8月に、サファリは2007年7月に国内発売が終了しました。
初代エクストレイルはとても完成度が高く、サファリやテラノのユーザーも納得する走行性能を持ち合わせていました。
このエクストレイルという車のコンセプトは、現行3代目でも引き継がれています。
現行エクストレイルは都市型っぽいスポーティーなデザインです。
それでいて、本格走行もこなす性能も持ち合わせています。
都市型SUVを求めるユーザーには、価格が安く燃費がいいFFの2WDモデルがオススメです。
本格走行まで求めないまでも、アウトドアや冬のレジャー等に使うのなら4WDモデルがオススメです。
SUV車のニーズはユーザーによってとても幅広いですが、その広さをカバーするのがエクストレイルという車です。
エクストレイルのハイブリッド車は？
エクストレイルハイブリッドは2015年12月から発売されたモデルです。
日産自慢の2クラッチ式のパラレルハイブリッドシステムを持っています。
画像出典：https://car-moby.jp/90631
2クラッチと聞くと、スポーツカーで幅広く採用されているツインクラッチを思い浮かべる方も多いと思います。
ツインクラッチはフォルクスワーゲンが得意としている技術です。
ポルシェでも採用されており、国産車ではGT-Rやランサーエボリューションもツインクラッチです。
エクストレイルハイブリッドの2クラッチはツインクラッチとは異なります。
ツインクラッチは構造上、どちらかのクラッチが必ず接続する1系統の制御です。
それに対しこの車の2クラッチはどちらも独立で接続する2系統の制御です。
まず、エンジンとモーターの間にひとつのクラッチがあります。
そしてモーターとCVTの間にもうひとつのクラッチがあります。
これにより、モーターのみでの走行の際は、エンジンが完全に停止します。
これが燃費の大幅な向上を担っています。
例えばトヨタのプリウス。
画像出典：https://toyota.jp/prius/
ハイブリッド車といえばプリウスですが、この車もモーターのみで動きます。
その際エンジンは停止していますが、動力軸は繋がっているのでエンジン自体は回っています。
停止しているエンジンを回すのはとても力が必要になり、大幅なロスになります。
例えばオートマチック者で、Dレンジに入れた状態でエンジンが停止した車を人力で押すのを想像してください。
Dレンジの場合、エンジンと車軸が繋がっています。
その状態ではとてもじゃありませんが、大人が3人がかりで押しても動きません。
停止しているエンジンを動かすのはそれだけ大きなロスになります。
日産はそこにメスを入れ、エンジンとモーターの間にクラッチを入れることでそのロスを減らしました。
さらにモーターとCVTの間にもクラッチがあります。
これにより、CVT車には必須のトルクコンバーターがありません。
近年の技術の向上は目覚しいですが、それでもトルクコンバーターのロスは大きいです。
トルクコンバーターを使っていない技術も、燃費向上に大きな役割を担っています。
エクストレイルのガソリン車の特徴は？
画像出典：https://car-moby.jp/90631
エクストレイルのガソリン車は、ハイブリッドシステムが無くても優秀なSUVです。
この車を語るには、インテリジェント4X4と呼ばれる先進の4WDシステムが真っ先です。
4WDシステムの制御はセンターコンソールにある大きなダイヤルで行います。
・2WD
・AUTO
・LOCK
この3つのモードがあります。
通常の市街地走行は2WDモードです。
これは完全な2WDになり、燃費等が改善します。
雨の日や雪道ではAUTOを使用します。
これはFFベースの2WDをベースに、車体を制御して後輪に適切な時に適切な量だけ力を配分します。
可変量は前輪:後輪が100：0から50：50までコンピューターが自動制御します。
この説明を読んで、
『あれ？どこかで見たことあるぞ？』
と思われた方は日産通だと思います。
要はは第2世代スカイラインGT-RのアテーサE-TSと同じシステムです。
画像出典：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3GT-R
GT-Rは600馬力以上のハイパワーを有効に使うために採用されたシステムですが、それをSUVに応用しました。
優れていないわけがありません。
それに加え、LOCKモードが追加されています。
LOCKは前輪:後輪が50：50で固定になります。
これにより、通常では走破が難しい悪路や、スタックした状態でも走り抜けられるようになっています。
都市型SUVの4WDシステムは、スイッチひとつで切り替えられる電気式パートライム4WDが多いです。
スイッチ操作で切り替わるので簡単ですが、制御も単純です。
その分、走破性は劣ります。
エクストレイルの4WDはコンピューターで自在に制御するので、本格SUV顔負けの走行性能を持っています。
エクストレイル ガソリン車とハイブリッド車買うならどっち？
ではここで、ガソリン車とハイブリッド車を比べてみます。
まず価格ですが、
20X 4WD 2,755,080円
20Xハイブリッド4WD 3,098,520円
となっています（税込み)。
ハイブリッドのほうが30万円ほど高いです。
ですが燃費や経済性はハイブリッドのほうが優れているので、結果的にはハイブリッドのほうがお得、というのが定石です。
ですがエクストレイルの場合はそれに当てはまりません。
画像出典：https://car-moby.jp/90631
実燃費で、さほど大きな差がありません。
ハイブリッドのほうが優れていますが、リッター2キロほどです。
相当な距離を走らないと、ハイブリッドのほうがお得にはなりません。
そうなるとお得なのは、実はノーマルのガソリン車になります。
ではハイブリッド車の意義は？って話になります。
ハイブリッドが優れているのは、走行性能です。
ガソリン車は最高出力147馬力、最大トルク21.1キロと2000ccエンジンの平均的な力になります。
ハイブリッドは同じエンジン+電気モーターの41馬力、16.3キロが加わります。
システム出力合計は182馬力です。
ハイブリッド車はガソリン車と比較して35馬力のアドバンテージがあります。そしてその35馬力は電気モーターの力です。
電気モーターは発進時に最大トルクを出します。
アクセルを踏んだ際の加速が全く異なります。
エクストレイルハイブリッドは、走行性能を楽しむスポーツハイブリッドに近いです。
最近のSUVは力強い動力性能も求められています。
それに応えるのがハイブリッド車です。
エクストレイル ガソリン車とハイブリッド車の比較まとめ
画像出典：https://car-moby.jp/90631
エクストレイルは、ガソリン車とハイブリッド車の住み分けが少し異なります。
通常なら初期コスト重視のガソリン車、トータルコスト重視のハイブリッド車です。
ですがエクストレイルはコスト重視のガソリン車、走行性能重視のハイブリッド車です。
出費を抑えたいならガソリン車。
走りが欲しいならハイブリッド車。
こちらのほうがシンプルで分かりやすいかもしれません。
新車の日産エクストレイルを値引き額より、さらに30万円安く購入するマル秘テクニックとは？
「この日産エクストレイルを買いたいんだけど予算オーバーだ…」
「エクストレイルを値引きして安く買いたい…」
「ディーラーを回るのは面倒くさい…」
「日産エクストレイルの新車をお得に最安値で買いたい…」
「ディーラーの売り込みがイヤ…」
など、日産エクストレイルの購入を検討しているけど 悩んでいる・・・ という方は非常に多くいらっしゃるかと思います。新車エクストレイルを買うときに、ディーラーに値引きしてもらうしか方法がないと思っていませんか？
「値引き額からさらに30万値引きする方法なんて本当にあるの？」 というのも私は以前そう思っていたんですが、この前友人の話を聞いて 「えっ、そんな方法があるの！？」 「エクストレイルの値引き額って70万円ぐらいが限界だと思っていたのに、さらに30万の値引きができる方法があったなんて・・・」 とトンカチで頭をガツーンと殴られたような衝撃を受けました。
あなたはもしこの方法を知らなけれれば、30万円をドブにポイッと捨てることになるかもしれませんよ。
新車エクストレイルの値引き額の限界からさらに30万円以上値引きする方法とは？
その友人も私と同じように、
「新車を買うならディーラーにいかに値引きさせられるかがポイントだよね」 って思っていたようです。
で、実際ディーラーにエクストレイルを買いに行ったら、最初350万円って提示されたらしいんです。
友人もさすがに高いと思って、ディーラーの営業マンに
友人
値引きできませんか？エクストレイル買うならココってきめているんで
って交渉したようです。 そしたら、20代半ばの営業マンからは
営業マン
バックモニターやカーナビのディーラーオプションをつければ、40万円は値引きできますよ
と返答があったみたいです。
友人
350万円から40万円を値引きしてもらえれば、310万円か・・・
と友人は心の中でブツブツつぶやき、、、 ですが、300万円は切りたいと思っていたみたいで、
友人
もう少し値引きしてもらうことはできませんか？
としつこく粘ったようです。 ディーラーの営業マンはそう来ると思いましたよ と言わんばかりに、、、
営業マン
バックモニターやカーナビのディーラーオプションをつければ、それでは、あなたの愛車を20万円で下取りしますよ。
と提案してきました。 友人とすれば、 60万円（40万円＋20万円）も安くしてくれたわけですから、嬉しくないはずはありません。 その表情を営業マンは見逃さなかったみたいですね。
営業マン
ぜひあなたにこのエクストレイルを買っていただきたいので、いま決めていただければさらに10万円値引きしますよ。。
と。 友人は
友人
なんて優しい営業マンなんだ・・・ （40万＋20万＋10万＝70万円も値引きしてくれた）
と思ったようです。 で、いざ契約しようとしたとき、その友人の携帯がピロロロロ・・・と鳴ったらしいのです。 普段はバイブにしているんですが、そのときだけ忘れており、着信音が鳴ってしまったので、友人は電話を取りました。 どうやら大学時代の友人からだったらしく、
友人
今忙しいからあとでかけ直す
って言ったところ、 大学時代の友人は
大学時代の友人
わかった。俺いま車の買取業者で働いているから、車買うときあったら相談しろよ
と言って電話を切ろうとしたようです。 その言葉を聞いて、慌てて
友人
俺、いままさに車を買おうとしていて、ディーラーにいるんだよ。 だけどお前に相談する必要はなかったよ。だって、営業マンは70万も値引きしてくれたんだ
と得意げに私の友人はその友人に言ったそうです。 そしたら、大学時代の友人は
大学時代の友人
ちなみに聞くけど、ディーラーの下取り価格っていくらって言われた？
と聞いてきたみたいです。
友人
たしか20万円だけど・・・
って答えると、
大学時代の友人
それだと、30万円をドブにポイッて捨てるようなもんだな
と大学時代の友人は言ってきました。 意味のわからない私の友人は、待たせて申し訳ないと、ちらっとディーラーの営業マンに頭を下げて、
友人
もういま契約しようとしてるんだけど、どういうことなんだよ？
と気になってその買取業者に勤務している大学時代の友人に聞いてみたら、その友人はこう言ってきたようです。
大学時代の友人
ディーラーの下取り額が安すぎるんだよ。ディーラーは下取りを安く見積もり、その分を値引き額に上乗せしているってこと。それがディーラーの営業手法なんだけどな。 詳しくは今度会ったときに話すけど、 簡単に言うと、、、 もっと高く下取りできるのに、ディーラーの値引きという甘い言葉につられるなってことだよ。
私の友人は、ディーラーに値引きしてもらうことしか頭になく、下取りが安すぎると言われても理解ができなかったようです。
で、私の友人は、その大学時代の友人に
友人
じゃー、どうすれば下取りをもっと高くできるんだ？
と電話越しに聞いたみたいです。 大学時代の友人は、 <
大学時代の友人
俺ならもう30万円は高く買えるな。 ただ、大学時代一緒にバカやったお前だから嘘は付きたくないから言うけど、うちより高く買い取りしてくれるところはあるよ。
だそうです。
友人
そんな買取業者あるなら教えてくれよ。
と気になって私の友人は聞くと、
大学時代の友人
買取業者っていっても何社もあるから、それを競わせて、一番高く買ってくれる業者を選べばいいよ
と答えてくれました。
友人
どうやって競わせるんだよ。何軒も業者回る時間なんてないんだけど
と私の友人は聞くと、
大学時代の友人
一括で何社も査定してくれる便利なサイトがあるから、それを使えば良いんだよ。あとでLINEしておくから、試してみたら。じゃーまたな。
と言って、その友人は電話を切ったみたいです。
私の友人は、もっと高く買い取りしてくれる業者のことが頭から離れなかったようです。
結局その日は契約せずに、家に帰りました。
帰宅後、大学時代の友人からLINEが来て、
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